十年
十年一昔はよく使われる言葉ですね。
先日ある人と話していたら、
やりたい事があるのですが、踏ん切りがつかないと
言った後に、
もう十年若かったら、やるのにね。と
みんなもそんなことを思う時ってありますよね。
(若い人は別にして)
そこで、こんな話をしました。
それでは十年後を思って下さい。
その時の年齢になった積りで考えてみては。と
そしたら今はその時からしたら
なんと十年も若いのですから。
そうですよ。
思い立ったが吉日なのですよ。
でも、十年若いと考えると楽しくなりますね。
だから今からでもやれることがありますよ。
先程の話でも本当に十年前だったら
やはり、やれなかったのです。
時が熟してないとか、いろんな理由があるからです。
常に今しか存在しないのですね。
戦前、戦後を通じての
日本を代表する哲学者で教育者の
森信三先生は次のようなことを言っておられます。
「人間はその一生の間に、
逢うべき人には必ず逢わされる。
それも一瞬 早過ぎもせず、
遅過ぎもしないときに」
人と人の出逢いも、仕事の出会いも
まったくその通りですね。
丁度良いときに出逢うのでしょうね。