「目は口ほどにものを言う」と言葉がありますが、
その通りですね。


仕事の関係で面談していて、目が輝いている人、
目が死んでいる人、目が生き生きとしている人、
目が狩人のように獲物を捕らえるようにしている人、など様々です。


言葉と同じように目の表情も大事ですね。





また、普段の付き合いでも
目が生き生きと輝いている人と話すと、
こちらまで元気をもらうこともあります。




私が一番好きな目は、
長年農業をやり、風雪に耐え、それでいて、
澄んだ目をしていて、なんとも優しい目をしている人です。


目に慈愛を感じ、包み込むような温かさを感じます。





農業は自然が相手です。
せっかく丹精を込め、やっと収穫の時を迎えても、
台風でいっぺんに駄目になることもあります。


そんな経験を何度も重ねるうちに、
普通なら自然を恨むこともあると思うのですが、
それでも自然に畏敬の念を持ち、自然と共に生きていく。





そして、優しい目になる。
素晴らしいことだと思います。
そんな老人を何人も見てきましたが、
尊敬しますね。


滝に打たれて修業するでもなく、
座禅を組むわけでもなく、瞑想することもなく、
それでいて、悟りを開いたような目になっている。






特別はことをしなくても、仕事をしながら、悟りに近づく。
そんな人生の方が良い生き方かも知れませんね。


さて、あなたはどんな目をしていますか。