蝸牛(かぎゅう=かたつむり)



立志式では昨日まで書いたようなことを
話しましたが、最後に次の話をして締めくくりました。



積極的に生きて下さい。
でも焦らないでね。




蝸牛 そろそろ登れ 富士の山






タツムリはゆっくり歩くことで知られています。
でも、そのカタツムリでも、
一時間に1メートル山を登ることは出来るでしょう。
では一日に10時間登ると、10メートルになります。



それを一年休まずに登ると、なんと、
3650メートルも登れるのです。
富士山の高さは3776メートルですから、
一年ちょっとで、
あの日本一の富士山の頂上へ立つことが出来るのです。





歩くという字は止めることを少なくと書きます。



そうです。
ゆっくりでもいいから、少しずつ前進すると、
あのカタツムリでも富士山へ登れるのです。


焦ることはありません。



でも中腹くらいになると、
昨日の景色とあまり変わりがないので、
進歩してないのじゃないかと、焦りも生じますが、
確実に登っているのです。



一日、一日を大切に、勉強していくと、
必ず進歩、前進しているのです。



本でも毎日、少しずつ読んでも一年もすると、
かなりの量になるのです。


焦らず、コツコツと歩いて下さいね。





以上が立志式で話したあらましです。
生徒たちのお役にたったかどうかは、
分かりませんが、少しでも参考になれば幸いです。