木の芽起こしの雨




今日の宮崎は朝雨が降っていましたが、
それから晴れ間も見られるようになったと
思ったらまた雨が降り出しました。



このところ雨が少なく、植物さんは水を欲しがっていたので、恵みの雨となりました。



この時季の雨を
「木の芽起こしの雨」  
と言うそうです。





冬の寒さに耐えた植物たちが
春を向え、蕾を硬くしていたのを
起こす雨ですね。



桜の蕾も膨らんできましたので、
この「木の芽起こしの雨」に期待したいですね。



日本には四季があり、
その時々でいろんな言葉を作ってきました。
日本人の感性の素晴らしさですね。





次の言葉も好きな内の一つです。
「山笑う」です。
春の季語です。
春になるといかにも山が笑っているように見えますね。
これに気付く先人たちの感性に感謝しなければ
なりませんね。



ちなみに春夏秋冬の山の季語です。


春・・・「山笑う」

夏・・・「山滴る(したたる)」「山茂る」

秋・・・「山装う」「山飾る」

冬・・・「山眠る」





今日の写真は雨に打たれた我が家の花さんです。