お寺さん



先週の金曜日の朝刊に二人の知り合いの葬儀広告が載っていました。
時間からして参列することは出来ず、
翌日の土曜日にお悔やみへ行ってきました。


お一人は我が家の菩提寺の住職さんです。
まだ私より若く、心臓疾患だったそうです。


何か不思議な気持ちでした。
今まではその住職さんから家族の葬儀やお盆などには
来て頂き、お経をあげていただいていたのに、
その本人が亡くなられたのですから。


お寺へ行くと、本堂に遺影が飾られ、お線香をあげました。
お寺にお悔やみに行くのは初めてです。


もうお一人は子供たち二人が小学生の時の校長先生です。
その頃は珍しい女性の校長先生です。


よく可愛がって下さり、卒業後もお会いしたり、
年賀状の交換が続いていたので、非常に残念な知らせでした。


ところがこの人の実家もお寺さんなのです。
お寺へ行くと、本堂ではなく、お住まいの方に祭られていました。
その人の長男さんが住職でしたが、その人も7月に亡くなられ、
住職の奥さん、そして先生のお孫さんがおられました。



お二人ともお寺さんで、菩提寺の方は後継者がまだいなく、
これからどうなるのかと心配ですね。
お子さんが二人おられるのですが、僧侶の資格がまだなく、
誰がお寺を継がれるのやら。



お寺さんへお悔やみに行く、それも同じ日に二寺も。
初めての経験で複雑な気持ちですが、
ご冥福をお祈り致します。





今日の写真も庄司さんのものです。
この二枚の写真、凄いでしょう。