生まれる




昨日は朝から雨でした。
天気の良い日には、朝から小鳥たちがやってきて、
可愛い声で、囀っていますが、
雨の日は、小鳥たちも雨宿りしているのか、静かです。






東井義男一日一言


「必死の願い 一」


「この世に生んでと望みもしないのに」と、
近頃の若者は言って、自分で自分を粗末にしているようですが、
ひとつの生命の誕生ということは、
たいへんな願いと意思と、力の結果だというのが真実でしょう。
「望みもしない」どころか必死に望まれて生まれてきた私たちではないでしょうか。






「必死の願い 二」


とんぼや蝉のあの脱皮の姿一つみても、
拝みたくなる程ひたむきで荘厳な生まれるための
必死の願いを見ることができます。
 人間もそういういのちの願いにもよおされて生まれ難い人間に生まれて生きているのです。