空色の花
台風が接近していますが、宮崎は時折太陽が顔を出しています。
一昨日、昨日と晴れ間が広がっていました。
もう梅雨明けですね。
今日の気温は33度まで上がるようです。
そこで今日は金子みすゞさんの詩を載せておきます。
空色の花
青いお空の色してる
小さい花よ、よくお聴き。
むかし、ここらに黒い瞳の、
かわいい女の子があって、
さっき私のしてたよに、
いつもお空をみていたの。
一日青ぞら映るので、
お瞳はいつか、空いろの、
小さな花になっちゃって、
いまもお空をみているの。
花よ、わたしのお噺が、
もしもちがっていないなら、
おまえはえらい博士より、
ほんとの空を知っていよ。
いつも私が空をみて、
たくさん、たくさん、考えて、
ひとつもほんとは知らぬこと、
みんなみていよ、知っていよ。
えらいお花はだァまって、
ぢっとお空をみつめてる。
空に染まった青い瞳で、
いまも、飽きずにみつめてる。
今日も昨日に引き続き大枝特派員のダリアを載せます。